周りの生徒のやる気が影響してモチベーションが上がる

集団心理を利用するところがポイント

集団塾の特徴の一つに、生徒同士や講師との距離感が近い点が挙げられています。
授業中のスタイルは学校のものと同じなのですがほかの生徒や講師との物理的な距離が近いことから、自然と授業に程よい緊張感を与えることができるのです。この緊張感は過度になってしまうとやる気が落ちてしまうなどのデメリットがあるものの、程よいものであればあるほど生徒同士の競争心や闘争心を生み出しやすく、自然とやる気を起こさせる傾向があります。

このように周囲の生徒がやる気を出せば出すほど、ほかの生徒も「負けていられない」とやる気が伝染する集団心理の効果が期待できると言います。その結果として授業への参加意欲や勉強へのモチベーションを維持しやすく、学力向上につながっていくのです。

逆効果になることもあるので要注意

このように集団塾のメリットとして挙げられている集団心理を利用したモチベーションの向上ですが、注意しなければいけないのは逆効果になってしまう場合もあるという点です。
例えばあまりに周囲の生徒のやる気が高まってしまうと委縮してしまう生徒も出てきますし、やる気が出てモチベーションが上がったとしてもそれに伴った成績がついてこないと上がった分だけやる気やモチベーションが下がってしまうというリスクも考えられるのです。

このためどの程度周囲の生徒が影響を与えているのか、クラス全体のモチベーションがどのようになっているのか観察しておく必要があります。
その上でうまく周囲のやる気に影響されてくれるのかどうかを調べ、個別に対応していくことも大切です。